金沢区 — スポット紹介

【横浜・金沢】旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園を歩く|月1回だけ開く富岡の画家の庭

横浜市金沢区の旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園で、川合玉堂が創作・居住した別邸跡、表門、斜面庭園を短時間で見る散歩を紹介。京急富岡駅近くの月1回公開の穴場庭園です。

富岡の丘陵に残る表門と斜面の日本庭園をイメージした、旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園のカバー画像

横浜の金沢区で庭園を見たいとき、称名寺や旧伊藤博文金沢別邸は候補にしやすいです。

そこから少しだけニッチな方向へ寄せるなら、京急富岡駅近くの旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園があります。

横浜市金沢区の公式案内では、この庭園は日本画家・川合玉堂が実際に創作・居住した場として貴重な歴史的文化的資源であり、富岡に別邸や社寺が集まっていた歴史を物語る遺構と紹介されています。主屋は2013年10月に火災で焼失しましたが、庭園は2016年11月に横浜市指定名勝の第1号になっています。

この記事では、旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園を、月1回の公開日に合わせて短く訪ねる金沢区の単体スポットとして整理します。実訪問の記録ではなく、2026年5月21日時点の横浜市金沢区公式情報をもとにした計画記事です。

先に把握したいこと

所要時間

庭園を短く見て40〜70分

起点

京急線「京急富岡駅」東口

見どころ

表門、斜面地形、池や沢の気配、富岡の眺め

注意点

月1回公開が基本。開園日と最終入園時刻を必ず確認

富岡の丘に残る、画家の庭園跡

旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園の良さは、横浜の海辺や港の景色とは違う、富岡の丘陵地の静けさにあります。

主屋は残っていませんが、表門、斜面、庭の構成から、ここが創作の場だったことを想像できます。

月1回だけ開くので、訪問そのものが小さな予定になる

この庭園は、いつでもふらっと入れる公園ではありません。

公式案内では、一般公開日は毎月1回、第1土曜日が基本です。12月は第3土曜日も開園し、1月の第1土曜日が1日から4日にあたる場合は翌週の第2土曜日に開園します。

公開日が限られる場所は、散歩としては少し扱いづらい反面、訪問日を決める理由がはっきりします。

「今日は玉堂邸の公開日だから富岡へ行く」と決めるだけで、いつもの金沢区散歩とは違う輪郭が出ます。

丘陵地の高低差が、庭の見方を作っている

横浜市の概要では、敷地は京急富岡駅近くの丘陵地にあり、高低差を取り込んだ変化のある地形とされています。

駅から近いのに、表門へ向かうと急に坂と斜面の気配が出てきます。

見る場所散歩での受け取り方
表門住宅地から別邸の時間へ入る入口になる
斜面の庭富岡の丘陵地らしい高低差を感じられる
沢や池の気配失われた主屋の代わりに庭の構成を想像する
眺望の抜けかつての富岡の景観を少しだけ思い浮かべる

建物を見に行くというより、残った庭から場所の記憶を読むスポットです。

主屋が焼失しているからこそ、庭に集中しやすい

主屋は2013年10月の火災で焼失しています。

そのため、ここでは「建物の内部を見学する」体験ではなく、庭園と地形、表門、残された痕跡を見ます。

物足りなさとして受け取るより、失われた建物の輪郭を庭から想像する場所として歩くと、かなり静かな時間になります。

1時間で見るなら

公開日の短い時間に合わせ、庭園だけを目的にして無理なく見るのが向いています。

  1. 京急富岡駅東口から坂へ向かう

    5〜10分

    駅から近いですが、公式案内でも急勾配の坂があるとされています。歩きやすい靴が安心です。

  2. 表門を見て庭園へ入る

    10分

    まず門の構えを見て、住宅地から別邸跡へ空気が変わる感覚を受け取ります。

  3. 斜面の庭をゆっくり見る

    20〜30分

    高低差、沢や池の気配、植栽の重なりを急がず拾います。

  4. ボランティア案内があれば聞く

    20〜30分

    ガイドを受ける場合は一定の時間が必要です。短時間で帰りたい日は先に滞在時間を決めます。

  5. 富岡総合公園や海側へ広げる

    任意

    庭園だけで終えても十分ですが、余力があれば富岡の丘や海辺の別荘地の記憶へ歩きを広げられます。

おすすめ時間帯の目安

4〜9月

開園時間が16:00までになり、庭を少しゆっくり見やすい時期です。

注意最終入園は閉園30分前までです。

10〜3月

短い公開時間に合わせ、午前から昼過ぎの訪問が扱いやすいです。

注意15:00閉園なので午後遅めは避けます。

12月

第1土曜日に加えて第3土曜日も開園する案内があります。

注意天候やイベント状況は直前確認が安心です。

荒天時

無理に向かわず、公開状況の確認を優先します。

注意庭園なので足元と坂道の影響を受けます。

向 い て い る 人Best fit
  • 金沢区で静かな庭園や文化財を見たい人
  • 公開日が限られるニッチなスポットを予定に組みたい人
  • 京急富岡駅周辺の別荘地だった時間を少し知りたい人
×向 い て い な い 人Not for you
  • いつでも入れる公園を探している人
  • 主屋内部の建物見学を期待する人
  • 坂道や庭園の足元を避けたい人

基本情報

住 所 神奈川県横浜市金沢区富岡東5-19-22
アクセス 京急線「京急富岡駅」東口から徒歩約2分
営 業 10:00〜15:00(4〜9月は16:00まで)。最終入園は閉園30分前まで
料 金 無料
休園日 一般公開は毎月第1土曜日が基本。12月は第3土曜日も開園。団体見学は10名以上で事前相談
備 考 日本画家・川合玉堂が創作・居住した別邸跡の庭園。主屋は2013年に焼失し、庭園は2016年に横浜市指定名勝の第1号となりました。駐車場はありません。
公式確認 2026年5月21日に横浜市金沢区公式情報を確認

📍旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園の地図

総 合 評 価4.0/ 5.0
景 観
4.0 /5
アクセス
4.0 /5
静けさ
4.0 /5
癒し度
4.0 /5

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まとめ

旧川合玉堂別邸(二松庵)庭園は、横浜の中でも「公開日に合わせて訪ねる」感覚が残る静かな庭園スポットです。

主屋は失われていますが、表門、斜面、池や沢の気配から、川合玉堂が富岡に構えた創作の場を想像できます。

京急富岡駅から近いのに、訪問日は限られる。その少し不便な条件も含めて、金沢区のニッチな庭園散歩として覚えておきたい場所です。

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