掛川市 — スポット紹介
【掛川・横須賀城跡】玉石積みの石垣を歩く、遠州南部の城跡さんぽ
静岡県掛川市の横須賀城跡を歩く散歩ガイド。玉石積みの石垣、本丸跡、二の丸跡、アクセス、見学時間、掛川城や諏訪原城との違いをまとめます。
掛川の城跡といえば掛川城が目立ちますが、遠州南部まで足を伸ばすなら横須賀城跡も面白い場所です。
復元天守のある観光城ではなく、玉石積みの石垣や曲輪の形を歩きながら見るタイプの城跡です。海に近い低地と丘陵の境目にあり、かつての水陸交通を想像しながら歩くと、掛川城とは違う遠州の歴史が見えてきます。
先に把握したいこと
所要時間
城跡だけなら45〜90分、周辺散策を足して2時間ほど
見どころ
玉石積みの石垣、本丸跡、二の丸跡、曲輪の高低差
アクセス
JR袋井駅からバス、または東名掛川IC方面から車
向いている日
掛川城とは違う、遺構を歩く城跡散歩をしたい日
横須賀城跡は、石垣の表情が違う
掛川市観光サイトでは、横須賀城跡について、高天神城攻略の起点として築かれ、その後280余年にわたり横須賀藩の中心だった城と紹介されています。
特徴として見たいのは、玉石積みと呼ばれる丸い河原石を用いた石垣です。角ばった石垣とは違い、丸い石が積まれた表情が残るので、城跡としての印象がかなり違います。
本丸跡と二の丸跡をゆっくり見る
横須賀城跡は、天守閣へ入る観光ではなく、地形と遺構を歩いて見る場所です。
本丸跡、二の丸跡、石垣を順に見ていくと、丘陵側と平地側の使われ方が少しずつ想像できます。説明板だけで理解しようとせず、実際に歩いて高低差を感じるほうが残りやすいです。
かつての海と湊を想像する
静岡県の文化財情報では、横須賀城はかつて海に直結する内湖に南面していたとされ、横須賀湊をおさえる城だったことが説明されています。
現在の景色だけを見ると海城の印象は弱いかもしれません。ただ、かつて水辺と街道の要所だったと知って歩くと、なぜここに城が置かれたのかが見えやすくなります。
掛川城と比べると、歩く楽しさが変わる
掛川城は駅近で天守閣や御殿を見られる、わかりやすい城下町散歩です。
横須賀城跡は、建物ではなく石垣、土の形、地形の読み取りが主役です。両方を比べると、同じ掛川市内でも、陸の東海道側と海に近い浜筋側で城の役割が違ったことが感じられます。
45〜90分で歩くなら
城跡内を一周するつもりで、急がず見るのがおすすめです。
横須賀城公園駐車場・入口
0分バス利用の場合は帰りの時刻を先に確認します。車の場合も明るい時間に余裕を持って歩きます。
石垣周辺
15〜25分玉石積みの石垣を近くで見ます。石の形や積み方に注目すると、この城跡らしさが出ます。
本丸跡
20〜30分少し高い場所から周囲の地形を見ます。かつての内湖や街道を想像しながら歩くと面白いです。
二の丸・三の丸方面
20〜30分平地側へ広がる曲輪を見ます。草地や段差があるため、歩きやすい靴が安心です。
入口へ戻る
10〜15分説明板を読み返してから戻ると、最初に見た石垣の意味が少し整理されます。
おすすめ時間帯の目安
午前
城跡内を落ち着いて歩きやすく、夏場も比較的動きやすい時間です。
午後早め
掛川城や袋井方面の予定と組み合わせやすいです。
注意夕方遅くなると足元や帰りの交通が気になります。
春・秋
草地や石垣を見ながら歩きやすい季節です。
雨上がり
石垣や緑の色が濃く見えます。
注意足元が滑りやすい場所では無理に斜面へ入らないようにします。
向いている人
- 天守閣より、石垣や地形を歩いて見たい人
- 掛川城とは違う静岡西部の城跡を見たい人
- 車やバスで遠州南部まで足を伸ばせる人
- 駅から徒歩ですぐの観光城だけを探している人
- 屋内展示や飲食施設が充実した場所を期待している人
- 城跡の地形を歩くことにあまり興味がない人
基本情報
| 住 所 | 静岡県掛川市山崎1-1 |
|---|---|
| アクセス | JR袋井駅前3番のりばから秋葉中遠線で「七軒町」下車、徒歩約5分。車の場合は東名掛川ICから約30分 |
| 営 業 | 見学自由 |
| 料 金 | 無料 |
| 休園日 | なし |
| 備 考 | 国指定史跡です。石垣や遺構を傷めないよう、指定された動線を守って見学してください。 |
| 公式確認 | 2026年5月31日に掛川市観光サイト・静岡県文化財情報を確認 |
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まとめ
横須賀城跡は、建物の華やかさではなく、石垣と地形を歩いて受け取る城跡です。
玉石積みの石垣を見て、かつての内湖と湊を想像し、掛川城とは違う遠州南部の城の役割を考える。静かな歴史散歩として、じわっと面白い場所です。
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